鼻呼吸の薦め③
20.12.16 / 投稿記事 / Author: maruyama
今回で3回目のお話となります「鼻呼吸の薦め」ですが、実際に鼻呼吸をするには舌や口の周囲の筋肉を鍛えることが必要になります。
そこで、どのようにして筋肉を鍛えるのかご紹介します。
★ブローイング練習・・・コップに入った水にストローをさし、息をブクブクと5秒間吹き、ストローを口から離さずに鼻から息を3秒吸います。これを数回繰り返します。呼吸筋を強化し、口と鼻の呼吸機能の切り替えの練習となります。
★タングアップ練習・・・舌の先を上の前歯のすぐ後ろの歯茎につけて舌全体を上顎の前方にぴったりとくっつけます。舌で上顎に蓋を被せた状態となり、口は喉と遮断されるため空気は口の中を通ることができません。これを長時間持続できるようにします。そしてこの舌の位置が「正しい舌の位置」です。舌が正しい位置にないと、口呼吸になるだけでなく歯並びが悪くなったり、受け口や出っ歯になったり、さらには発音にまで影響を及ぼすのです。
★あいうべ体操・・・口を閉じた時の舌の位置を正常に戻す体操です。大きく口を開いて「あー」「いー」と言った後、「うー」と口を強く前に突き出します。次に、「べー」と舌を精一杯前に伸ばします。これを1セットとして1日30~60セット行うと良いそうです。
これからの時期、風邪や花粉症等で鼻が詰まりやすくなります。なるべく鼻呼吸できるよう早めに病院を受診することをお奨めします。
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