歯磨き剤のフッ化物濃度について
30.05.17 / 投稿記事 / Author: maruyama
むし歯予防のため、フッ化物はよく歯磨き剤に含まれていますが、濃度の上限が1000ppm以下と決まっていました。しかし、2017年3月に厚生労働省により国際基準(ISO)と同じ1500ppmに引き上げられました。フッ化物が含まれる歯磨き剤のむし歯予防効果は、濃度と関連して500ppmごとにむし歯予防効果が6%上昇することが報告されています。
一方で、フッ化物濃度が1000ppmを超える歯磨き剤は,子ども(特に6歳未満)では、これまで市販されている歯磨き粉よりも使用に注意が必要です。歯磨き剤の使用量は年齢ごと違うので、ご相談ください。
今後1000ppmを超える歯磨き剤については、フッ化物濃度を容器やパッケージに明記され、濃度が確認できるようになるそうです。歯磨き剤を選ぶときはフッ化物濃度もぜひチェックしてみてください!
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