食育-生活習慣病・メタボリックシンドローム予防
15.08.13 / 投稿記事 / Author: maruyama
みなさんこんにちは! 衛生士の田島です。
生活習慣病であるメタボリックシンドロームの主な原因は、食べすぎや偏食や運動不足などといわれています。
それには、食習慣の改善、すなわちバランスの良い食事と適度な運動が第一です。
歯周病も生活習慣病の一つですが、歯周病の予防はメタボリックシンドロームの予防にも繋がることはご存知でしょうか?
歯周病は歯がグラグラして強く噛むことが出来にくくなるため、しっかり噛んで食べる習慣が損なわれ、満腹感や満足感がえられずに過食になりやすく、このような日常の食習慣の中で肥満、メタボを招きやすくなります。
歯科領域からはメタボリックシンドロームの予防としてしっかり噛める歯で、よく噛んで、ゆっくり食べる「食べ方」の習慣の改善を支援しています。
しっかり噛める歯を獲得するには、歯の定期健診や、噛める入れ歯、ご家庭での正しい歯磨き方法を身につけていただくことが大切ですね!
メタボ予防の運動としては、内臓脂肪は皮下脂肪に比べて蓄積されやすい一方で、エネルギーを消費すること、すなわち運動量が増えれば減らしやすい脂肪でもあります。
しかし、運動後は空腹になり、その分つい食べてしまうという悪循環になりがちです。したがって、高脂肪食の摂食制限やゆっくり食べることを心がけて、食べ過ぎにならないように注意する必要があります。
生活習慣病は様々な要因が重なって悪循環となってしまっているのかもしれませんね。
まだまだ暑い日が続きますが、みなさん熱中症には気をつけてくださいね!!
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